徒然袋

鳥山石燕画

天明四年刊
遠州屋弥七板 半紙本22.5×15.5糎 小虫損 しみ すれ 題簽欠 妖怪画を代表する鳥山石燕が描いた妖怪図鑑の決定版。鳥山石燕は狩野派に学んだ絵師で喜多川歌麿の師としても知られている。「画図百鬼夜行」からはじまるこの妖怪図鑑シリーズの4作目で主に器物の妖怪が49種類描かれている。『百鬼夜行絵巻』などの伝本は少数の人しか目にすることができなかったが、『画図百鬼夜行』シリーズという版本として刊行したことにより、幅広い層の人々が容易に手に入れられるようになる。
合本1冊 

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